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中濃地域
受賞作品の分布 |
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| 古今伝授の里フィールドミュージアム
第1回 最優秀賞 |
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| 写真提供 大和町 |
| 所在地
郡上郡大和町 |
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| 設計者
瀧光夫建築・都市設計事務所 |
| 施工者
(株)ヤマシタ工務店 |
作品評
古今和歌集に歌われた草花をテーマとして、既存の土地を利用し、池の中のフランス料理店、古代家屋、展示館、研修館など数々の施設を建てて、都会人好みの場所としてもすでに高い評価を受けている。 |
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| ひるがの高原「BOKKA(牧歌)の里」
第3回 優秀賞 |
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| 写真提供 高鷲村 |
| 所在地
郡上郡高鷲村 |
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| 設計者
代表 (有)荒井建築設計事務所 |
| 施工者
代表 (有)久進 |
作品評
広大な敷地の中での、このようなおおらかな建物配置は行き当たりばったりに見えるし、建物のデザインも玉石混淆の感を否めない。しかし、このことがかえって利用者に堅苦しくないのびやかさや素朴さを与えるであろうし、所有者のふるさとづくりに対する夢を感じさせる。春、夏、秋を彩るフラワーゾーンに、乗馬を楽しめるミニ牧場ゾーン、ハーブ工場やパン工場といったメルヘン風な構成は、子どもばかりでなく大人達の幼児性を刺激する。ここに一歩踏み入れるだけで全体の楽しさが伝わってくることが、評価に値する点である。(松本直司) |
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| 明宝村立 明宝中学校
第4回 最優秀賞 |
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| 所在地
郡上郡明宝村 |
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| 設計者
(有)荒井建築設計事務所 |
| 施工者
(株)高垣組 |
作品評
「地元の夢の結晶」ということばを思い浮かべた。なんと暖かく、力強い建物だろうか。学校関係者や設計者、地元の大工さんが、素材からデザインのディデールまで、真剣に論議・検討し、在来工法で手を抜かずに完成させた、ということがひしひしと伝わってくる。材料は村の森林組合の支給製品で、”葉枯らし材”を使用するなど、地元で産出した素材を最大限活用している。その一方で環境へのきめ細かな配慮も忘れていない。エコスクールというコンセプトのもとに、中水利用、風力発電、自然採光、通風への配慮などにさまざまな工夫をこらした。21世紀のふるさとに生きる子どもたちに、この木の校舎は大人が残す最高の贈り物だ。(松村みち子) |
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| 関市生涯学習拠点わかくさ・プラザ
第4回 優秀賞 |
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| 所在地
関市若草通2丁目 |
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| 設計者
(株)佐藤総合計画 名古屋事務所 |
| 施工者
間・大日本・野田・青協・新東JV特定建設工事共同企業体 |
作品評
この施設は、学習、福祉、運動などを含む複合施設で規模が大きい。開けた田園に市庁舎と仲良く並んで立っている。この二つの施設が関市の象徴と言わんばかりだ。壁面のタイルが同色でテクスチャーも似ており、ボリュームや高さ感も適度にバランスしている。大きくそびえる石のモニュメント、上部が渡り廊下になったゲートの先の中庭、そして中庭を取り囲む各種機能の建物。図書館の外部の庭園と内部との関係が美しい。メインアリーナが飾りや余分なものが整理されていてすっきりしている。温水プールも水平に開放され、明るく機能的に見える。建物の随所に、関市がこの施設にかけた意気込みを感じる。(松本直司) |
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| やまと温泉 やすらぎ館
第4回 優秀賞 |
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| 所在地
郡上郡大和町 |
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| 設計者
(株)プラス計画設計事務所 |
| 施工者
(株)ヤマシタ工務店 |
作品評
意気あがる大和町。第1回の大賞に輝く「フィールドミュージアム 古今伝授の里」。また暗夜のゆれる明かりの中での能や文楽の公演は歴史と文化の重みを感じさせるが、さらに近年岐阜県芸術文化会議が主導する野外に展示する立体造形と短歌との融合による新しい芸術の誕生は全国の注目を浴びている。しかし、これら芸術・文化活動の根底にあるものはこの町に住む人々の無垢なる「心」と「連帯の力」であり、それを象徴するのが「やすらぎ館」である。「寝殿造り」を偲ばせるデザインとシンボルタワー。各棟のそれぞれに存在感を示す古今集ゆかりの名称などは「湯あそびせむ」と集うまろうどを古代浪漫の世界に誘う。人よ。湯けむりの中で、あすの芸術や文化の創造について語りたまえ。すてきな舞台の上で、それぞれの役を演じたまえ。(吉田豊)
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| 道の駅・古今伝授の里やまと 「くつろぎ広場」
第5回 最優秀賞 |
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| 所在地
郡上郡大和町剣 |
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| 設計者
(株)大幸建築設計事務所 |
| 施工者
ヤマシタ・増田建設工事共同企業体 |
作品評
くつろぎ広場」には様々なコーナーがあった。フラワーガーデン(四季 のうつろい)、足湯を楽しめる(こととい泉)、採れたての野菜が食べれる(おがたま工房)、ヨーグルトやアイス工房、手作りのパン工房など町の人々、旅行の途中で立ち寄る人々にほっとさせる魅力的な場所が沢山あった。
大和町の古今伝授の里は21世紀ふるさとづくり芸術賞の第1回大賞「フィールドミュージアム」、第4回の「やまと温泉・やすらぎ館」につづく三度目の受賞である。今回、われわれ選考委員がここを訪づれた時は丁度昼時であった。爽やかな秋風を感じながら、ここに集まる人々のなごやかな笑い声を聞きながらわれわれも昼食をした。今回も最高点の受賞であったが、まさにそこに流れていた爽やかな秋風やなごやかな笑い声こそ岐阜県が目指す「ふるさとづくり」の典型なのであろう。(渡辺光雄) |
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| NBK関工園/MEMEセンター・元気亭
第5回 優秀賞 |
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| 所在地
関市倉知 |
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| 設計者
(株)アプル総合計画事務所 |
| 施工者
(株)土屋建設 |
作品評
対象となる施設は、地元に拠点を置く企業の、事務機能と社員厚生機能を持つ複数の建物である。これらは周囲を小高い森に囲まれた緑豊かな敷地の奥まったところに位置している。外壁がほとんどガラスで覆われ、単純かつシステマチックに組み合わされた鉄骨と木材による柱梁構造の矩形外観は、現代建築そのものである。透明なガラス面は、太陽に明るく照らされた緑を写し込み、はたまた建物の背後にある緑を透過させ、見事に周辺環境に建物達を同化させている。自然と人工との新しいあり方を示す施設といえる。(松本直司) |
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| みのかも文化の森
第5回 優秀賞 |
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| 所在地
美濃加茂市蜂屋町 |
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| 設計者
(株)日建設計 |
| 施工者
フジタ・東海建設特定建設工事共同企業体 |
作品評
美濃加茂市の中心から北へ、小高い森の中に静かにたたずみ、訪れる人々を優しく迎えい入れ、過去へと誘ってくれる施設です。古くから中山道の宿場町と木曽川の船運の町として栄え、忘れ去られていく郷土の歴史を保存すると共に、後世に語り継ぐ次世代を担う子供達が森の自然環境の中で目でみて、体験を通して学習できる場ではないでしょうか。森の中に融合したデザインで、山の地形を活かした施設配置がされ、建物のとして威圧感が無く、自然に施設の中に招き入れてくれ、広い芝生広場は屋内と一体となって安らぎを与えている。市全体を見渡せる物見搭は、市のシンボルとなり、付属棟には、昭和初期の養蚕農家を復元し当時の生活住まいの様子を保存し、様々な世代の人々との交流、文化伝承の場として今後大きな効果と期待が寄せられている(桑田宜典) |
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| 可児市文化創造センター
第6回 優秀賞 |

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| 所在地
可児市下恵土 |
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| 設計者
香山壽夫建築研究所 |
| 施工者
西松・中島・新興特定建設工事共同企業体 |
作品評
可児市の中心市街地に近いこの施設を訪れたとき、人の多さに驚き、いかに市民に親しまれている施設であることを痛感した。基本構想から設計段階まで、市民参加で計画され多様な演目に対応できる主劇場、小劇場または、人々が主役で文化活動に自由に使えるロフト・諸室が設けられている。比較的軽いイメージの外観で、周りの地形を活かし自然との調和を意識した施設計画で、照明・サイン・植栽にいたるまでトータル的に考えられ、人と自然に優しい施設である。このような施設では、一人でも多くの人々に来てもらい市民に親しまれことが重要で、今後、人と人との交流、文化活動の中核となり、文化情報の発信拠点となることを期待する。(原保治郎) |
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| 杉原千畝記念館
第6回 優秀賞 |
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| 所在地
加茂郡八百津町八百津 |
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| 設計者
(株)クカニア |
| 施工者
(株)サワコー・コーポレーション |
作品評
杉原千畝は、ユダヤ人へのビザ発給により約6千人もの尊い命をナチス・ドイツの迫害から救った外交官です。
山頂で地形が斜面になっておりその厳しい場所に建設された事は当時の千畝を取り巻く環境を彷彿させ、下部をRC造とした事は何事にも動じず勇気を持って行動した千畝の強さを象徴し、上部を木造とした事は木の温もりを活かす事で千畝の優しさを伝え、RC造と木造の混構造とする事で千畝の強さと優しさを表現した建物です。偉大な行為をした方が称えられ、その功績を永く後世に伝えていく事はごく自然な事であります。私がこの建物を見てその事以上に強く感じた事は、千畝という人物が真に地域の皆さんに愛されているという事、この記念館が世代を超えて愛され続ける事を望みます。何よりも地域に愛されている事を強く感じた作品でした。
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| 関市 円空館
第6回 優秀賞 |
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| 所在地
関市池尻 |
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| 設計者
(株)佐藤総合計画・名古屋事務所 |
| 施工者
亀山建設(株) |
作品評
民家の軒先に植えられた色とりどりの花を見ながら砂利道を歩いて行くと視野がぱっと開け、静まり返った池のほとりにコンクリート打放しの柱が卒塔婆のように林立していました。そのアプローチをぬけると、瓦葺に黒壁の平屋の建物があります。
玄関を入ると一瞬戸惑うような黒壁が目に飛び込んできますが、この管理棟は外・内壁とも杉板張りで真っ黒の塗装が施され、床天井まで全てモノトーンでまとめられています。これにはいささか辟易しつつ通路をぬけ展示場に入ると、そこは天井も高く明るくて中庭もあり、落ち着いた空間になっていました。その中で円空さんの荒削りでいて、やさしさがあふれ出る数々の仏像を見ているうちに、設計者の意図する意味が分かったような気がしてきました。円空さんの彫刻を収めるやかた館として、荒削りな部分を管理等で、やさしさ、温かさをかもし出す部分は展示場で表現されたのではないでしょうか。この展示館が円空さんの彫刻のように、いつまでも人々から親しまれる場所であって欲しいと思いました。(福田 弥生) |
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| 七宗町立神渕中学校
第6回 優秀賞 |
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| 所在地
加茂郡七宗町神渕 |
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| 設計者
大建設計(株) |
| 施工者
宇佐美・長島建設特定工事共同企業体 |
作品評
木造校舎の老朽化に伴い、新校舎が建てられました。鉄筋コンクリート造3階建て、瓦葺きの屋根と白×グレーのツートンの壁が印象的な建物でした。校舎の間の幅広い階段を差し込む光に導かれるように上っていくと、美しい自然に囲まれたグランドと体育祭の練習に目を輝かせる生徒たちが私を出迎えてくれました。『ここは、とても良い学校だ!』直感的に私は思いました。校舎の中は、生徒と先生と地域の人々の生活感のようなものが溢れていました。それはたくさんの掲示物に飾られた優しいピンク色の壁や、節のある木の腰壁が創り上げる雰囲気なのかもしれません。突如として現れた枯山水のあるテラスには多少違和感を覚えつつも、地域住民や生徒の意見を取り入れたものだという説明に私は納得しました。建物のすばらしさもさることながら、生徒と先生、地域の人々が共に生活する場所として、空気の心地よさを感じました。『やはり、ここは良い学校だ!』直感は確信に変わり、私は学校を後にしました。(足立 勝利) |
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| うだつの上がる町並み地区
第6回 特別賞 |
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| 所在地
美濃市俵町、相生町、常盤町、泉町、本住町、鍛冶屋町、魚屋町 |
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作品評
美濃市の散策。「美濃橋」、「上有知湊の燈台」、「金森長近の小倉城跡」などの文化財。そして泉町の通りを南西に折れるとそこに江戸があった。整然と「目」の字に並ぶ「うだつの上がる町並み」は私を圧倒した。
妻に建ち上がったうだつ。その先に見られる軒先の化粧瓦など、本来防火壁としてのうだつが住む人の心意気をあらわしている。切妻造りで、中二階、本二階の町屋が歴史を語る。見上げれば電線はすべて地中に埋められ、青空にうだつの偉容がまぶしい。
「美濃和紙」による「あかりアート展」の夜は、夢幻の歴史が漂い、道を埋めた人びとは酔う。 住民に問えば「われわれの町づくりはすべて住民参加のもとで行われた。これからの町のありようもそうして行くのだ。」と胸をはる。「国の重要伝統的建築物保存地区の選定」むべなるかなの思い。(吉田 豊) |
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