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| 東濃地域
受賞作品の分布 |
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| 恵那市立 恵那北中学校
第3回 最優秀賞 |
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| 写真提供 恵那市 |
| 所在地
恵那市笠置町 |
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| 設計者
(株)岡設計 名古屋支社 |
| 施工者
大井・野村特定建設工事共同企業体 |
作品評
回廊を思わす列柱と瓦屋根の重厚な外観。対照的に室内は木を多く使い自然光を取り入れてソフトな雰囲気に。クラス毎に天窓のデザインを変えたり、桜の花びらをシンボルマークのように建物の各所に配したり、廊下の天井・ドアーの子窓・図書館の書棚・バルコニーの庇など単調になりがちな箇所に幾何学系や曲線を用いたり、設計の遊びが中学生へのやさしい心遣いとなって、空間や建物を引き立たせている。ガラスの渡り廊下、8角形のランチルーム、南庭のせせらぎは、木曽川河畔の自然に触れて語り合う場。恵那市民の心を感じる建物である。(中野迪代) |
| 若い設計者の真摯な態度と、遊び心を強く感じる。中庭を囲むコの字型プランの開放部分に、2階の普通教室と特別教室をつなぐ形で渡された空中廊下は、最も特徴的である。中庭には、飾り柱の列と蛇行したパイプの造形があり、それらは生徒達による新たな創造活動の展開を予感させる。庇やバルコニー、せせらぎ、教室の天窓の意匠など、楽しさに事欠かない。廊下のフローリング、檜板張りの腰壁など、コンクリート等の無機的材質感に潤いを与えている。ここで見た生徒達の生き生きした姿は、この建築意匠と無縁ではないであろう。(松本直司) |
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| 加子母村立 加子母小学校
第4回 最優秀賞 |
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| 所在地
恵那郡加子母村 |
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| 設計者
(株)大名建築設計事務所 |
| 施工者
中島工務店 |
作品評
山に囲まれたひら地に半円弧と直線からなる木造瓦葺の校舎が建ち、校舎に囲われた中庭は児童の安全な遊び場になっており、平面が特徴的である。中庭に向かって開放的な扇形の教室、便所・食堂などの配置をはじめ、細かい所にも配慮がなされている。(難をいえば、照明、をもう少し考えて欲しかった。)屋内運動場は村民も利用しており、校庭に続いてふれあい広場があり、学校がコミュニティの核にもなっている。地元産の木材をふんだんに使用しており、学校建設に係った村長をはじめ、村民の思いが籠もった校舎であり、扇形の教室からは自由な発想と暖かい心をもった子供たちが育っていくことが予感される。 |
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| 土岐市どんぶり会館
第4回 優秀賞 |
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| 所在地
土岐市肥田町 |
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| 設計者
(株)浦野設計 |
| 施工者
(株)淺沼組 |
作品評
どんぶり会館という名称はいかにも庶民的である。「ちょっと寄ってみようか」と思わせる気楽な響きがある。当然、どんぶり物があることを期待してしまう。この建物を目の当たりにしたとき、「良くもまあ」と思うのである。形がどんぶりだ。しかし、よく見るとどんぶり本体も蓋もそれなりにデザインされている。特に、建物内部の吹抜け上部の天井は見所である。カラ傘様の木製骨組みにテント地が貼られ、空の光を柔らかく館内に取り込んでいる。トイレは円形ブースで、明るく楽しいまさにレストルームである。館内は客でごった返しており、まさに企画の勝利である。どんぶり生産日本一の地場産業との連携のたまものである。(松本直司) |
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| 多治見市立 多治見中学校
第5回 最優秀賞 |
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| 所在地
多治見市美坂町 |
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| 設計者
(株)象設計集団 |
| 施工者
住友・古庄・大晋特定建築工事共同企業体 |
作品評
今までの学校建築は、東西に長く南側にバルコニーがあり、教室も南側に一列に並んでいるのがパターンである。多治見中は、南北に長く東側にバルコニーがあり、溜池(噴水のある池ではない)や野草が咲き乱れる雑木林がいたるところにある。半屋外の板張りのバルコニーは廊下として使われ、開放的であった。この学校で学ぶ生徒は、この環境をどのように使いこなしてゆくだろうか。落ち葉を掃除する子、押し葉にする子、焼芋を想像する子、詩を作る子など落ち葉一つにしても自分から行動しようとする気持ちが生まれるのではないか。上から指導を受け、物を与えられることになれていた今までの生活が、創造の生活に変ることを祈る。(福田弥生) |
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| 市之倉さかづき美術館・東濃信用金庫市之倉支店
第5回 優秀賞 |

市之倉さかづき美術館
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| 東濃信用金庫市之倉支店 |
| 所在地
多治見市市之倉町 |
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| 設計者
(株)宮崎一一計画工房 |
施工者
(株)高垣組 (市之倉さかづき美術館)
東海建設(株) (東濃信用金庫市之倉支店) |
作品評
日本最大の生産量を誇る美濃の陶産地の中でも、市之倉は細密で高水準の盃や煎茶器を産んだ所です。そんな地場の良さを前面に押し出し白壁の蔵を思わせるつくりに、盃の歴史を感じさせます。また特筆すべきは美術館だけでなく、地元の信用金庫も同じつくりで一体感を持たせ、焼き物のまちを紹介しています。地元の人々だけでなくここに訪れる人皆が、市之倉と言うまちを感じられるまさに「ふるさと」のシンボルと言えるのではないでしょうか。 (松島祥久) |
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| 中山道広重美術館
第5回 優秀賞 |
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| 所在地
恵那市大井町 |
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| 設計者
(株)車戸建築事務所 |
| 施工者
東急・舘林特定建設工事共同企業体 |
作品評
旧中山道に程近い恵那市の市街地の真ん中に歌川広重の浮世絵版画コレク ションを展示する素晴らしい美術館が出来た。町の中心地の活性化の一翼を担いながら地域の文化向上を図るこの美術館の方向性こそ新たなふるさとづくりの大切な意味を包括していると思う。街道沿いの旧家をイメージする過飾のない落ち着いた建築は、歴史的な景観を残すこの町のシンボリックな存在として風格さえ感じさせる。コレクションの展示室とミユージアムショップを1階に配し、浮世絵を学習する浮世絵ナビルーム、講座室等を2階3階に効果的に配して、利便性と快適性を備えた優れた施設である。(平光明彦) |
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| -加子母村研修交流施設「ふれあいのやかたかしも」
第5回 優秀賞 |
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| 所在地
恵那郡加子母村 |
案内図はこちら |
| 設計者
(株)西建築設計事務所 |
| 施工者
(株)中島工務店 |
作品評
前回受賞した平面外観ともに特徴的であった加子母小学校に比べれば,一見平凡であるが、内に入ると、眼前には、圧倒的な存在感がある太く美しい檜や杉の丸太の柱が直立し、木の香に満たされ、あたたかな空間が広がっている。加えて、村内の木工家製作のきはだのベンチやレリーフ、イサム・ノグチのデザインによる提灯などが空間を豊かにしている。木匠塾は若者に木に親しんでもらうために毎年が行われてきた研修で、それが発展して、このような施設ができたことは大変喜ばしい。木材が豊富で、かつ、木との付き合い方や技術も教えるという村のシンボルとしての建築が今後も大切に維持管理されて時を刻んだ木材の良さを知らしめてくれることを期待している
(吉見静子) |
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| 加子母村コミニュティセンター
第6回 優秀賞 |
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| 所在地
恵那郡加子母村 |
案内図はこちら |
| 設計者
(株)安藤忠雄建築研究所 |
| 施工者
フジタ・東海建設特定建設工事共同企業体 |
作品評
活力ある地域コミュニティーを形成のための拠点施設とのことであるが、恵まれたこの地域の山村生活や森林環境がこの施設を育む原動力となるのであろう。建物の立面はラチス形に連続して柱が並び、これまでの木造建築とは異なる新しい構法を試みている。木造といえば手作りというイメージだが、一定の形と長さに部材を切りそろえ現場で組み立てている。木材自体は空間表現のための一部材となっている。どこを見ても手あかが付いていないというか、綺麗である。木造と言うことでなく様々な工夫やアイデアがなされている。畳の部屋なぞ和室というイメージではない。現代的で洒落ていて、スマートだ。日射しにより純白のロールカーテンに映り込んだラチス柱の影が、抽象絵画のようにも見えてくる。地元の人々はこの空間をどのように利用しているのであろうかと、ふと思う。活動の様を目にすることがなかったために、具体像を思い浮かべることができないことが心残りである(松本直司) |
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| 多治見市立池田保育園
第6回 優秀賞 |
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| 所在地
多治見市池田町 |
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| 設計者
(株)西建築設計事務所 |
| 施工者
新興建設(株) |
作品評
道路のカーブと保育室部分の曲線、周囲の緑と屋上庭園・植裁などにみられるように、周辺の環境に呼応する配置・平面計画であり、周辺と調和している。また、市民参加のワークショップの効果か、子どもの手形のオブジェに代表される楽しいアイデアがあちこちに埋め込まれており、色彩計画においても、ホールの赤く塗った階段と2本の太い柱が印象的であり、保育園部分は自然材料の木材の黄色を主体とした元気の出る色彩計画、宅老所部分は温かみのあるピンク系と細かい配慮がされており、全体的に魅力的な空間を創りだし、複合施設であることを形と色で明示している。ただし、円形の保育室部分について、夏の日射対策を考慮すべきであろう。(吉見 静子) |
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